ウラPlay News  〜言いたい放題観劇雑記帳〜
このページはオイラの個人的な覚え書きであって某情報誌とは一切関係ありません。また芝居の感想についてはその日の体調や個人的感情によって著しく左右されております。間違っても劇評なんて高尚なモノを書いてるつもりは毛頭ございませんのでご了承下さい。

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もっと昔のヤツ
reviews



(00.06.04〜)

Date:2000.12.31.〜2001.01.01
▼今年の観劇納め&新年の観劇初めは大阪ドラマシティにてHIGHLEG JESUSのカウントダウン公演。いやー、面白かった。思い出せる限りネタを書いておこう。

・オープニング。劇団☆新感線の開演を告げるおなじみのJUDAS PRIESTの曲が流れ(大半の客が解ったらしくここでまず笑い)、そして映像。ともさかりえ嬢とともに写された時のフォーカスの記事からずばりそのものの写真や「アングラ劇団」だの「超過激男」だの文面を散々引用して、河原総代の我が身を切るようなネタ。笑いと共に一気に盛り上がる客席。そしてロフト公演の時と同じ曲(曲名忘れた)で歌とダンスへ。

・映像(牧場のヤツ)に続き、1時間半ほどハイレグのネタの数々。ドロンパとかリン・ホブディのネオナチ万歳とかSWAP(全裸でSMAPの替え歌を歌い踊る)とか、主に東京公演でやったネタが中心。裸で客席乱入やステージに無理矢理ひきずり上げての客いじりなどもまぁいつも通りといえばいつも通り。しかしSWAPにはちょっと感動。すごいきっちりと振付してるもんね。猛練習の跡がかいま見えた。ただまぁ音響が今ひとつで、(コレはネオナチ万歳もそうだったんだけど)歌詞がきちんと聞き取れなかった部分が多かったことも確か。当日パンフに載ってたからまぁ問題はないんだけども。

・後藤ひろひと&楠見薫&三上市朗の3人による「20世紀を振り返る」。トーク番組形式のコントで、あやういネタを披露する楠見&三上に対する後藤大王のツッコミが冴える。

・映像たれ流しの休憩(といいながらすごい短かったが)の後、ハイレグ男優陣による少年隊の仮面舞踏会。これも東京では昔のネタ。

・宮藤官九郎&大堀こういち&荒川良々&村杉蝉之助による「グループ云」……の予定だったのが、名前を変更して「ブルース魂」に。宮藤&大堀のギターと荒川のタンバリンと村杉のブルースハープで「大阪で生まれた女」を延々歌う。だけど、途中で女が青森に行ったり秋田に行ったり歌詞が「泣くごはいねがー♪」になってしまったりコントになってしまったり「だってすっきゃねんー♪」になってしまったり、なんかそんな感じの微妙にヌルめなネタ。

・宮藤官九郎作のコント。村杉氏が客席から連れてきた女性を「嫁さん」にして両親に紹介するという設定で、古田お父さん(古田新太之丞姿に客席大盛り上がり)&楠見お母さん&ペットの犬たち(宮藤&大堀&荒川が犬の耳&鼻&手を付けて扮装…宮藤さんが可愛すぎて危険…)の元へ連れてくるというもの。あとは散々客いじり。古田さんが舞台に上げられた女性にキスしちゃったりして一部のファンが悲鳴を上げていた。まぁ新太之丞見られたのは嬉しいんだけど、やっぱりここは裸侍を期待していたお客さんも多かったんじゃないかなぁ(私も含めて)、なんて思ったりして。

・さていよいよカウントダウン。20分ほど前から練習。カウントダウンの直後にXのライブでよく見られた「Xジャンプ(手をXの形に交差させて曲のサビでジャンプするヤツ)」をやるとか。客席、とりあえず全員立ち上がって映像にあわせて練習。その後、ちょっと間が空いたのを埋めるためと言いながら紅白歌合戦の映像を披露。まずは小林幸子の衣装。客席大盛り上がり。さらに時間がちょっとあったのでSMAPのらいおんハートも。さっきのSWAPとフリが同じなので思わず大ウケする客席。そしていよいよ本番のカウントダウン。「5、4、3、2、1、0!」と同時に先ほどのXのイントロ。サビでいよいよジャンプ!……と思いきや、その瞬間に止まる音楽。「おや?」と思ったら、この「X!」のタイミングで映像は「SEX」と出て終わる、というネタだったらしい。しかし照明の関係でこの「SEX」の文字は客席からはほとんど見えず、はっきり言って不発のまま終わる。

・映像(スライドだったかな)ネタ。「みんな新年だとか言って浮かれてるけど、いまこの時間にも世界には辛い状況の人だっていっぱいいるんです!」と、アフリカとかあっちのほうの飢餓状態の子供たちが次々と映し出される。その最後に「カムカムミニキーナ」の写真(ぴあに載っていたカウントダウン公演の記事のヤツ)が写り「この人たちが一番ツライんでしょうね」というオチ。でも関西で解る人がどれくらいいたんだろうなぁ。まぁそこそこウケてはいたけれど。

・河原&宮藤&古田&後藤&三上の5人が缶ビール飲みながら繰り広げる約20分強のトークショー。「インターネットで書かないように」と言われたので書けませんが、このコーナーは5人の毒舌が炸裂して背筋が凍るほど面白かったです。もうこれは会場で見た人だけのヒミツ。

・渋谷の町を裸でウロつく映像の後、おなじみの定番ネタ「珍しいキノコ武闘団」。しかしどうやら通報があったらしこの辺から警察が監視していた模様。ネタはいつも通りのキノコながら、キノコのワッペンだけ外してパンツは脱がず(いつもはパンツごと脱ぐ)、客席に乱入。この頃にはもう客席も裸乱入に慣れているので微妙にマイルドなキノコ武闘団となりました。

・全員ステージに登場してのフィナーレの後、オマケの(?)エッヘライブ。マトリックスのパロディの「マトリセックス」とかいつもの「♪サーイクリングサーイクリングマンコーマンコー♪」で繋ぐショートコントとか、ほぼ東京でやったネタを20分くらい。しかしこれもパンツを脱げないままややエッヘらしくないエッヘでヌルく終わる。最後はもうすっかり着替えて打ち上げに行く準備も終えた風情の河原さんが「終わりでーす」と軽く挨拶して終わりとなりました。

……というわけで、上演時間がかなり長い(約5時間)の割には、あまりダラダラせず割ときっちりとネタを詰め込んだライブでした。長さも感じなかったし疲れなかったなぁ。いやぁ、ホント楽しかった。見られなかった東京の皆様は残念でした。つーても私も「鈴木の大地」とサモアリのカウントダウンは見たかったんだが……。



Date:2000.12.30.
▼昼、シベリア少女鉄道「もう少しだけこうしていたいの」を見に行く。もう終わったからネタバレするけど、2本立て構造。で、まず前半1時間は主にスタジオを舞台にバンドのメンバーが繰り広げるフツーすぎるほどフツーの青春会話劇。その後半に「ディレクターズカット完全版」として、その前半1時間の合間合間に「初演(前半のこと)ではカットされていたシーン」が挿入されていて、前半では存在しなかったバンドのメンバーやブラックジャックなどのサブキャラが出てきて……で、途中からどんどん関係ない話にもつれこんだまま元の話に戻らず終わっていく、という内容。まぁそのワンアイデアが命で、それ自体は別に悪くないとは思うのだけど。でもこういう「演劇の構造を壊す」行為は猫ニャーが既にやってることではあるし(特にラストの展開は「鳥の大きさ」を彷彿とさせる)、役者がまだあまり巧くないのでギャグがギャグとして機能していないし、ギャグ自体がそもそもあまり面白くはないし。厳しいことを言うと、そのワンアイデア以外は正直みるところがないといった状況ではある。でもまぁわずか2公演目でこれだけの個性を打ち出しているし、フツーの演劇に飽きてるヒネくれた演劇ファンにはマニアックな人気を呼びそうな気もする。

▼夜、下北沢の飲み屋で「インターネット演劇賞」の選考会。その過程はこちら。それにしても個人賞にクドカンを押し切れなかったのが悔やまれる……。うぅ。



Date:2000.12.29.
▼夜、泪目銀座を見に行く。まぁ細かいところ言うと中だるみするテンポとか、ホンの矛盾とまではいかないまでも微妙なアラとか、一部の役者のちと過剰な演技とか、色々気になるところはあるにはあるんだが、まぁしみじみとイイ感じの後味が残る癒し系芝居。今回は西牟田恵さんがイイ感じの押さえた演技で芝居を引き締めていた。



Date:2000.12.25.
▼竹中直人の会「隠れる女」を見に行く。要約すると雪に閉ざされた山荘で、母と息子と迷い込んできた謎の女が織りなす愛憎劇。一行レビューなんかでは「意味深すぎて意味不明」みたいな感想が多く見られたけど、それも頷けるような……。行間に隠された意味が山ほどあるような気がする。それを全部読みとれたかというとまったく自信がないわけで……。これが1時間半とかに濃縮されていれば、もう一回見てその意味を探ろうとかも思うんだろうけど、いかんせん長くて(休憩含めて2時間半以上あった)そんな気にもなれず……。まぁそれぞれのシーンは緊張感あるし役者の魅力も充分堪能できて面白いは面白いのだけど、全体としてどうよと言われると「うーん??」。まぁ釈然としないというか消化不良感の残る感じではあったりして。クリスマスだけにカーテンコールで役者5人からのプレゼントが抽選でお客さんに渡されておりました。当たった人、いいなぁ。



Date:2000.12.24.
▼ゴキブリコンビナートのデスミュージカル「死期」を見に行く。法政大ホールの中はなんかもうよくわからない空間になっていた。客席ナシのオールスタンディング(?)方式は前回同様。ホールのあえて中央部分だけを狭く囲い、その上にまるでアスレチックのように棒きれで組んだドーム。どう見ても危うい組み方なので、それがいつ崩れ落ちてくるかわからない危機感の中、開演。詳細はまたどうせクイックジャパンあたりで紹介されると思うので省くとして、基本は死刑執行人の家系に生まれた「レオ」と、父親に性的虐待を受けて育った少女のラブストーリー(なんだろうか、本当に…)。主に観客の頭上で展開するオープニング、そして大きな球形のワイヤー玉と共に、まるでサルティンバンコのような派手な登場を見せるレオ、そして逃げまどう観客。さらに生きた豚の登場で、その糞とそれにかけられたソースの匂いで一気に耐え難い臭さに包まれる客席…その豚が入った「豚の餌の箱」や、レオと少女が合体したなんか気持ち悪い奇形人間が客席を動き回り、阿鼻叫喚で暗闇の中を逃げまどう観客たち…と、まぁ本当にもう苦痛の二時間でございましたことよ。いつものことながら。まぁ作品としては断然前回の「腑血屠魔屠沙羅唾記念日」のほうが出来が良かったとは思うけど。決して楽しい内容ではないんだけど、ホント「よくもまぁこんなこと思いつくよなぁ」という意味で毎度驚かされることは確か。

▼夜、カプリコの「モモ」という公演を見に行く。初見。情宣に来てくれた主宰の長谷川歩くんの話が面白かったので足を運ぶ。内容は、正直まだちょっと若いなー、青いなーという感じではあったけど(笑いを狙っている部分で役者の技量が足りずうまく機能してないところが多い)、テンポ良く進む展開はイキオイがあってよかった。素直に好感は持つ。ストーリーがきちんとある群像劇の中に、それほど突き放してはいない程度の解りやすいナンセンスな笑いを随所に折り込んだ感じ。まだ平均年齢も20代前半と若いので、あと数回公演を重ねれば面白くなっていくんじゃないかなぁと思ったりした。



Date:2000.12.18〜20.
▼校了直前の地獄の3日間。ほんとうに死ぬかと思った。システムが追いつかなくてどうなることかと思ったけど、辛うじてすべて時間までには校了。つーか36時間も連続でゲラチェック&Mac作業繰り返してたら最後家に帰った時ほんとうに気を失ったしね。しかし緊張感さえあれば無理もできるもんだとおもったり。そんなさなかに河原総代がフォーカスされていてびっくり。まぁエッヘのライブの時にすでにアヤシイとは誰もが思っていたと思うけど……



Date:2000.12.17.
▼ 昼、The Cherry Bonbers(BombersじゃなくてBonbersでイイらしい)の公演を見に行く。えーとこれはナイロン100℃の長田奈麻が峯村リエ&ハイレグジーザスの新井友香と謎の女優・種子(映像中心に活動してるらしい)と組んだ女優4人のユニット。で、内容はKERA作・手塚とおる演出作品と大人計画の宮藤官九郎作・ハイレグジーザスの河原雅彦演出作品の二本立てという、小劇場界的にはムダに豪華な顔ぶれ。前半は「かつてバンドブームの頃にCherry Bonbersというバンドを組んでいた女性たちの今」みたいな会話劇。世代によってはぐっと来るモノがあったんじゃないかなぁ。懐かしいバンド名や雑誌が小ネタになっていたので。後半はなんかもうよくわからないタクシー運転手たちのコント。なんか峯村嬢演じるトラコ以外は男性タクシー運転手という設定で、まるでげんこつ団みたいになってたような気がなきにしもあらず。そりゃあもう確かに笑ったんだけど、見た後に何も残らないイキオイ重視の面白さ。やってる女優さんたちは大変だろうなぁと思ったり。特に乳首から毛をはやした状態でモロ乳を出した種子嬢と、血反吐はきながら怪演を見せた峯村嬢に拍手。

▼その足で動物電気を見に。今回はちょっと社会派(?)から離れて「青春群像劇」。といってもなんかこじゃれたお話になるわけもなく、学生運動やってたフォークな時代設定。まぁ脚本はいつもよりヌルいような気もしたけど(ホン自体出来上がるのが遅かったらしい)、その分それをフォローしようとする役者たちの小技が妙におかしかったりして。辻くんの変な声といいコバケンの有無を言わさぬ迫力の一人ネタといい、相変わらず面白いなぁ。もう。毎度の事ながらほとんど子供を見守る母親のような心境で目を細めてしまうので、客観的に判断できません。もぉ愛おしくて……。



Date:2000.12.16.
▼ あまりの多忙さにしばらく取材にも出れず。うう、「野獣郎見参」の記者発表いきたかったなぁ……トホホ。今日も休日出勤。はー。

▼夜、なんとかギリギリに会社をでてベターポーヅを見に行く。群舞は正直あまりいいとは思えなかったけれど(振付がいまひとつえんぶゼミ学生ダンサーたちには適していなかった気が)。ただ、妙なフェティッシュ感が一層増したような気がするなぁ。ある種の個性は確実に進化しているような。



Date:2000.12.11.
▼ 転球劇場「3」を見に行く。福田転球氏&高木稟氏は客演の時に見たことがあったけれど、劇団としては初見。会話とキャラのおもしろさで見せていく感じの舞台。3人のキャラが立ってて面白い。ただ、ホンの構成自体はもう少しメリハリがきいてた方がいいかなぁと思ったりも。



Date:2000.12.11.
▼ 宮藤官九郎脚本のフジテレビドラマ「ロケットボーイズ」の記者会見ページ発見。
http://www.fujitv.co.jp/jp/report/rocket/



Date:2000.12.9.
▼ 猛烈に忙しい仕事の合間をぬって、チョコレイトハンターのラストライブへ。昼間のせいか客席はガラガラでびっくり。まぁ夜は即完売だったんだろうけど……でもおかげでイイ感じにヌルいライブが楽しめたような。それにしてもコバケンのカッコイイことったら……いや動物電気のコバケンでもなければ宇宙レコードのコバケンでもなく、もちろんラーメンズの小林賢太郎氏のことだけど。マトリックスのキアヌばりに黒革コートにサングラス……そして長くて細い足……かーーっこいーーー!! しかも今回は歌ったり踊ったり! ラーメンズでは見られない部分が色々見られて、ホントに楽しかったっす。面白かったなぁ……。



Date:2000.12.8.
▼ 夜、吉祥寺にエッヘのライブを見に行く。それにしても凄い人だかりが……。開演直前なのに客が入りきってなかったので、これはきっと開演時間が押すなーと思って途方にくれる。案の定30分遅れて開演。しかも、もうギュウギュウ詰めの満員電車状態。腕も足も身動きとれない状態で壁に押しつけられ……うぅぅ。ツライよう。そういえばエッヘの単独ライブを見たのはすごく久しぶりなんだけど、前にくらべたらだいぶんネタが面白くなっていたような。「沈黙の艦隊」ならぬ「沈黙の海綿体」とか、レイクエンジェルのパクリで「レ!」「イ!」「プ!」とか……。映像も凝ってたしね。「全然見えませんよー」という河原リーダーの指摘も入りつつ、まぁステージ自体は楽しいライブでございました。猛烈に疲れたけど。

終演後、宮藤官九郎氏にご挨拶。カウントダウンはどんな感じかチラリと聞いたら、「まあやることはほぼ決まったんで」とのこと。楽しみ楽しみ。そうそう織田裕二主演ドラマ(ユースケサンタマリア&市川染五郎共演)の脚本やるのが彼っつーのはもうここ読んでる皆様ならご存じよね?



Date:2000.12.7.
▼ 新橋演舞場の田村正和主演作「新・恋山彦」の記者発表へ。正和さまは常に額に手を当てる古畑任三郎ポーズをとっていたので「役作りじゃなくて、アレ地なんだ!」と、ちょっと感動。しかし初演の時は体調不良で「出番を減らしてもらった」だの「殺陣の手数を減らしてもらった」だの、しまいには「テンションが上がる部分の台詞は前もって録音していた」だの、超ハラハラな本音トーク炸裂。そのリベンジのためにももう一度この作品をやりたいとか……。まぁまぁ。その後、オードブルとか色々つまんで帰ってくる。あと支配人様から凄いウワサを入手した。書けないんだけど、再来年あたりにアノ(以下自粛)



Date:2000.12.5.
▼ 昼、サモアリの取材。入稿直前まで取材日が取れなかったので、やむなく皆様にご来社いただく。ご足労いただいてありがとうございました。で、今回はサスペンス劇だそうで。内容はあんまり書くとネタバレ(?)になっちゃうので自粛。まぁ公演をお楽しみにということで。

▼午後、赤坂のTBSにダッシュ。ミュージカル「キャバレー」のプレスパーティに出席。小さなチーズケーキとコーヒー飲みながらビデオ見て帰ってくる。舞台自体は面白そうなんだけど、なんかベニサンピットとかで観たいような内容。赤坂ACTはでかすぎんじゃないかなぁ。おみやげに缶バッジと小さなカップ(ぐい飲み?)とサントラCDをいただく。まぁCDはいいとして、缶バッジって一体何に使うんだよ……

▼夜、SPACE ZEROにて自転車キンクリート「OUT」を観る。休憩ナシの2時間45分と長い芝居なんだけど、まったく長さを感じなかった。原作もすでに読んでたけど、面白かったなぁ。モノローグが多いことやラストの演出なんかは評価の別れるところだとは思うけど(つーても原作自体がラストは賛否両論だと思うのだけど)。あの原作をよくもまぁここまでそぎ落としてまとめたものだという感じ。なんつっても久世星佳が良かったなぁ……。かっちょよかったっす。小市漫太郎も最初「え〜、彼が佐竹役〜?」なんて思ったけど、変態じみた役で意外とハマってたような。ピンクの電話の竹内都子も「あぁ、いるいる、こうゆう女」ってのを巧く演じてた。久しぶりに時計を見ずに3時間弱過ごしました。満足満足。



Date:2000.12.4.
▼ 昼、カプリコの長谷川氏&役者さんたちが情宣にご来社。舞台は未見だけど、主宰の長谷川氏が語ってくれたオープニングシーンの意図が面白かったので結構興味を惹かれた。

夜、Gem-Stone公演を見に行く。1本目の「横綱はエクソシスト」。笑わせドコロは解るのだけど、ツッコミ方や間の取り方なんかが今ひとつで少々いただけなかった。役者の台詞が聞き取りづらいのも難。役者さんたちが漫画的なキャラに慣れてなさそうだった。うーん。演出がマズイのか役者が青いのかは解らないけれど。2本目「溝呂木秋彦の憂鬱」はラフカット版の再演だけあって面白かった。キャラも立ってるし演技も1本目と比べたらかなり自然だったし。まぁラストで主役ふたりが間を取りすぎちゃうのが(やってるほうはきもちいいのだろうけれど)間延びしていまひとつだったけども。ナース好きにはたまらない芝居だったかも。



Date:2000.12.3.
▼ ロリータ男爵meetsむっちりみえっぱり合同公演「嫁ぶるえ」を見に行く。まぁ予想通りのぬるさとくだらなさとしょうもなさ。全編にわたって背景はふたりの役者がモノも言わず着ぐるみで表現していたりとか、相変わらずチープな曲の数々とか、資産家の合コンで1万5千円のコース料金なのに出てくる料理がミックスベジタブルとか、てゆーかただの居酒屋で1万5千円のコースってなんだよ、とか。まぁはじめからこの二劇団には完成度なんてモノは求めてないので、それなりに楽しみました。つーか冒頭の「かーちゃーん、かーちゃーん」の呼びかけと爆発する母人形、それってもしかして、石井輝男の江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間のパクリ……? いや、考えすぎか。そういえばいつのまにかロリ男の田辺氏が金髪になってた。せっかく今回は単独演出じゃないんだから、もうすこし役者として出て欲しかったなぁ。



Date:2000.12.2.
▼ 猫ニャーを見に行く。1本目の「将来への不安 Z-2000」。もうこれ以上ないほどどん底な不幸に陥っていく少女と、すごく浅い悩みに真剣になる「きまぐれあすなろ倶楽部」の若者たち。「笑い」という店ではやや薄い気もするけど、単に戯曲として見たらあの毒々しさと皮肉っぷりは見事。まぁでももうちょっとテンポよく1時間くらいにまとめて欲しかったけど。それにしても黒スーツの小村裕次郎氏にうっとり。か、かぁっこいぃぃ。声が素敵。2本目の「ファーブル・ミニ」は壮絶に面白かった。冒頭の「6人になったお爺ちゃん」からはじまって、「募金でちょっとしたサクセスを手に入れる慈善家」とか「いきなり現れて土下座を強要する女神」とか「妙に貧相なドラゴンボールのキャラ」とか、なんか悪の帝王みたいになってしまう小村ファーブルとか。そしてまたしても「マトリックス」のパロディとか……つーか丸パクリじゃん! それにしても見事なデタラメっぷりでございましたことよ。満足。上演時間3時間は、ちと長いけどね。