ウラPlay News 番外編  〜AMP「白鳥の湖」日記〜
このページは個人的な覚え書きです。舞台の感想についてはその日の体調や個人的感情によって著しく左右されております。間違っても劇評なんて高尚なモノを書いてるつもりは毛頭ございませんのでご了承下さい。

*ほぼ敬称略*


Top

Play News
Side B



AMP
「Swan Lake」
Index
03.02.26.S
03.03.09.M
03.03.25.S
03.03.27.S
03.03.28.M
03.03.28.S
03.04.03.M
03.04.05.M
03.04.05.S
03.04.06.M
03.04.06.S
03.05.24.M
03.05.24.S
03.05.25.M
03.05.25.S
03.05.31.M
03.05.31.S
03.06.01.M
03.06.01.S
Diary

Date:2003.05.31. ソワレ
▼スワン役はアラン・ヴィンセント、王子はトム・ワード、女王はサラン・カーテン、執事はリチャード・クルト、ガールフレンドはフィオナ・チヴァース、幼年王子はギャヴ・パーサント。「THE CAR MAN」のルカ役アランと、ラナ役のサランのコンビはちょっと楽しみ。っていうか、あのマッチョでDondokodonの山口智充(=以下ぐっさん)似のアランがスワンを踊るって、正気なのかと……このキャスティングを聞いたときは思ったのだけど。果たしてどんなスワンが出てくるのか。期待と不安で胸が躍る。この回は最前列(またか!)の上手側ブロックで観劇。

まず一幕。女王のサランは、他の女王よりすこし若い感じかな。可愛くて、少し好色っぽさが前にでてる感じ。「母親」というよりは「女」の比重が高い気がする。他の女王はやっぱりちょっと老けてる気がして(もちろんメイクのせいもあると思うけど)、侍従の男の子たちはどっちかっていうと女王の身分や地位にたいして惚れてる気がしたんだけど、このサランの女王の場合、ホントに「魅力的な女性」として侍従たちの人気を集めてる気がした。あ、ちなみにこの日、一幕での彫像の登場はナシ。上手側からみていたので舞台袖でスタンバってる台車&像は見えたのだけど、台車が動かなかったのか、彫像アラン君は登場しませんでした。ちょっと「?」な空気が流れたけど、舞台は何事もなかったかのように進行していきました。

そんでもって二幕。アランスワン登場。うわあああああ。ごつい、ごつ過ぎる! ものすごい分厚い胸板には胸毛がわっさり。そして目が三白眼。怖い! 王子入水阻止で飛び出してきた瞬間に、あまりに今までの他のスワンと印象が違うので正直笑いそうになってしまったが、それが下手でポーズを決めて目を上手に向けた瞬間、思いっきりその視界に自分がいることに気づいて凍り付いてしまいました。「今笑ったら殺される!」と思うくらいの怖い目をしておりました。まじでありゃぁ人殺しの目ですよ。ターミネーターですよ。ゴルゴ13ですよ。フランケンシュタインですよ。般若ですよ。王子と惹かれ合うスワンというよりも、獲物を狙うハンターの目ですよ。いやぁぁ。怖い、怖すぎる! 

これまで最も男性的だと思っていたアダムスワンを遙かに超えるマッチョ度……こ、これは……マッチョ好きなゲイの人は大喜びだろうけど、少女漫画文化の日本女性にはまずウケないだろうと思ったり。ジーザスの柔らかな動きに見慣れてしまったせいか、アランの動きはロボットのように固くてぎこちなく見える。クラシックのダンサーとコンテンポラリーのダンサーの違いなのかなぁ。体型のせいもあるとは思うのだけど。

アランファンの皆様スミマセン。でも私にはこう見えました。頭に何か刺さってるように見えるのは私の記憶がこうなってるせいです。
テクニック的なことでいうならやっぱりクラシックの人(アダム・ジーザス・首藤さん)には敵わないのだけど、それを補うあの存在感。はっきり言って、視線の吸引力でいうならアダムをも越えてますよ。いや、「目を引く」というよりは、「目をそらしたら殺される」という強迫観念に近いものはあるのだけど。ニックスワンのようなとらえどころの無さはは皆無。もう、「俺が白鳥だ文句あるか」といった有無を言わさぬ説得力(ゴリ押し感とも言う)。良くも悪くも、インパクトと存在感でいうならナンバーワンのスワンでした。

さて、2幕より想像が付かなかった3幕のストレンジャー。だって「THE CAR MAN」のルカの印象があまりに強すぎて、「コートの下に白タンクトップとGパン着てそうだよねー」なんて話していたのだけど。意外や意外、カッコイイじゃありませんか! 肌を露出しない服を着たら意外と着やせしてたので、青い目が素敵な美形ストレンジャーに変身しておりました。逆に、これでは「スワンとそっくりのストレンジャーが現れる」というようには見えなかったりもしたけれど。さっきのあの人殺しスワンと同一人物には見えないんだもの。3幕はあんまりクラシックな振付もないので、違和感なく「かっこよくて魅力的なストレンジャー」がハマってました。女性をサポートする手つきも優しくてジェントルな雰囲気だし、ちょっと惚れそうになったかも。

どうでもいいけどこの日の発砲シーン、王子をかばうガールフレンドがちょっと出遅れて、1発目は思いっきりトム王子に命中してたような気が……。あわててチヴァース嬢、横っ飛びに王子に飛びついていました。でもあれ、どう見てもまにあってないよなぁ。

そして4幕。ふたたびスワン登場。なんかでも……死にそうにないんだよなぁ。あまりに強そうで。いちおう弱ったふりはしているものの、なんか平気そう。白鳥たちに攻撃されてベッドに沈んではいくんだけど、死んだふりをしてやってるとしか思えない……。ラスト、ガラス越しに王子を抱いて立ってるあたりでも「I'll be Back」とか言いそうなんだもの。そうか、アランスワンはやっぱり王子を狩りにきたハンターだったんだな……と、何か間違った解釈を抱いてしまった。

それにしても、Jesusの優しく美しいスワンばっかり見ていたせいですっかり忘れていたけれど、AMP版のSWAN LAKEというのはゲイの話だったんだよな、というのを思い出させられた一瞬だった。 ちょっとこのアランスワンは、女性には飲み込みにくいかも……。そういう意味で、男性ファンも女性ファンをも魅了するアダム・クーパーってのは本当にすごいんだ、と改めて思い知らされたりもしたのだけど。

この回は昼のJesusよりもずっと盛り上がっていた。ソロや見せ場のたびに大歓声。アランスワンは韓国のお客さんに大ウケだった模様……と思いきや、次の日のマチネではソロの後でも「あら? 拍手無し?」というところもあったので、やっぱりお客さんによってノリも違うみたい。

あ、そうそう。この回は前にスワンを踊っていたニックがアンサンブル&スワンで登場。ああ、スワンのシーン、本当にキレイに群舞に溶け込んでる(涙)。三幕のオープニングでは車のドアボーイとして登場。ちょうど私の目の前にニックが立ってたんだけど、はっきりとこのとき目が合ってしまったような気が。そしてほほえみ合ってしまったような気が……。最前列で見たことのある人はわかると思うけど、ダンサーって結構客席見てますね。スワン役の時のギャヴとかもはっきり客席にらみつけて踊ってた気が。ちょっとこの笑顔でニックが好きになってしまった(←アホ)

































































































画像カウンター