ウラPlay News  〜言いたい放題観劇雑記帳〜
このページはオイラの個人的な覚え書きであって某情報誌とは一切関係ありません。また芝居の感想についてはその日の体調や個人的感情によって著しく左右されております。間違っても劇評なんて高尚なモノを書いてるつもりは毛頭ございませんのでご了承下さい。

*ほぼ敬称略*


Top

ANNEX
↑New!

feature
AMP
「Swan Lake」


BackNumber

2003.05
2003.04
2003.03
2003.02
2003.01
2002.12
2002.11
2002.10
2002.09
2002.08
2002.07
2002.06
2002.05
2002.04
2002.03
2002.02
2002.01
2001.12
2001.11
2001.10
2001.09
2001.08
2001.07
2001.06
2001.05
2001.04
2001.03
2001.02
2001.01
2000.12
2000.11
2000.10
2000.09
2000.08
2000.07
2000.06
2000.05

Elisabeth

もっと昔のヤツ
reviews



(00.06.04〜)

重要なお知らせ:このページの最新版は→Theatre Cafe Diaryに移動しました。ブックマーク・アンテナ等をご利用の方は変更をお願いします。現在10月分のみの内容が更新されていますが、おいおい未更新分も追加していきます。


別館を作りました。演劇系エセblogです。
Date:2003.09.27
▼「レ・ミゼラブル」6回目@帝国劇場。前楽。石井バル&内野ジャベ、それから多分Bキャストの皆さんが千秋楽。盛り上がった。詳しくは後日。


Date:2003.09.26
▼浅草名人伝説@雷5656会館。立川談志師匠は全然声が出て無くて残念。桂三枝の落語を初めて生で聞いたけどめちゃくちゃ面白かった。上手いなぁ。詳しくは後日。


Date:2003.09.25
▼「エレクトラ」@オーチャードホール。舞台美術は「オイディプス王」の時に似てるなぁ。演出はケレンのないシンプルな感じ。大竹しのぶ、ひとり勝ちといった感じ。岡田准一くんは単純に顔がきれいで「ギリシャ悲劇」に良く似合う。冒頭の長ぜりふはちょっと滑舌悪い気もしたけれど、後半はテンション高くて良かった。詳しくは後日。


Date:2003.09.24
▼「ヴォイツェク」@東京国際フォーラムホールC。アート系パフォーマンスか。トム・ウェイツのけだるい楽曲が耳に心地良い。話ははっきりいってよくわからなかったけど(パンフを読んで初めてあらすじや設定が解った)、それはそれとして絵的に面白かったのでつまらなくはなかった。詳しくは後日。


Date:2003.09.23
▼歌舞伎座昼の部。やや寝た。

▼イデビアン・クルー「理不尽ベル」@パークタワーホール。うーん、評判はいいみたいだけど、個人的にはあんまりぴんとこなかった。詳しくは後日。


Date:2003.09.22
▼「OINARI」@青山劇場。プロデュース公演の悪い面が出てしまったかなぁ、という感じ。青山劇場の5列目くらいまでしかウケてない感じが寒々しかった。別にどこが悪いとか誰が悪いとかA級戦犯がいるわけではないのだけど……うーん。もうちょっとなんとかならなかったものかと。詳しくは後日。


Date:2003.09.21
▼維新派「nocturne−月下の歩行者−」@新国立劇場中劇場。千秋楽観劇。詳しくは後日。

▼アーノルドシュワルツェネガー「天才」@OFF OFFシアター。面白かった。何が面白いのかいまひとつわかんないのだけど、結構ところどころにツボなセリフがあったりする。次回も楽しみ。詳しくは後日。


Date:2003.09.19
▼サモ・アリナンズ「ブルージーンズ・ジャーニー」@シアターサンモール。そういやしばらく本多劇場でやってたから、小さいところでサモアリみるのは久しぶりじゃないかな。詳しくは後日。


Date:2003.09.18
▼「PURE LOVE」@アートスフィア。もう掲示板で散々話題になったとおり、近年まれに見る駄作(多分見た人なら異論はないんじゃないかと)。詳しくは後日(または掲示板参照)。


Date:2003.09.17
▼少年王者館「それいゆ」@中野ザ・ポケット。最後のシーンになって初めて「あっ、初演観た」ということに気づいた私。アホだ。詳しくは後日。


Date:2003.09.16
▼新国立劇場オペラ「アイーダ」@新国立劇場。いやもうさすが人気公演だけあってすごかった。とにかく舞台美術のスゴイこと。凱旋シーンなんかあまりの規模に笑うかと思った。ていうか本物の馬が出てきた時は本気で笑いました。詳しくは後日。


Date:2003.09.15
▼KUSHIDA WORKING「コーカサスの白墨の輪」@笹塚シアターリパブリック。プレビュー公演というだけあって、美術や衣装は稽古場を見てる感じ。でもやっぱり串田演出は好きだな。「みんなで作ってます」という雰囲気が楽しい。子供をかかえて主人公が雪の中を走るシーンで(いやなんてことないシーンのはずなんだけど)うかつにもちょっと泣きそうになってしまった。いつやるか解らないという本公演も楽しみ。


Date:2003.09.14
▼オリガト・プラスティコ「西へ行く女」@本多劇場。スミマセン前半少し寝ました。おかげで話がよく解らなかった……。とほほ。どうも岩松了作品とは相性が悪い模様。


Date:2003.09.13
▼シベリア少女鉄道「二十四の瞳」二回目。また観ちゃった。時間が許すならあと2〜3回は観たい。まだ飽きる気がしない。ああ、公演期間が4日間しかないなんてもったいないなぁ。

▼「レ・ミゼラブル」5回目@帝国劇場。泉見マリウスと駒田テナルディエを見るために追加したチケット。うーん、なんかこの日はいまひとつ全体がバラバラな印象。なんかピンとこないなぁ。詳しくは後日。


Date:2003.09.12
▼シベリア少女鉄道「二十四の瞳」@三鷹市芸術文化センター星のホール。いやもう傑作!!! 土屋氏は天才!!!!! 「耳をすませば」以来の大ヒット。というかこれはもはや場外ホームラン。こんなくだらなさすぎるオチにあれだけのものすごい労力をかけるのはもう賞賛に値します。詳しくは後日。


Date:2003.09.11
▼「ウエスト・サイド・ストーリー」ミラノ・スカラ座バージョン@オーチャードホール。うーーん。全体的にダンスがいまひとつなんだよなぁぁぁ。ウエストサイドなのになぁぁぁ。詳しくは後日。


Date:2003.09.10
▼Oi-Scale「虹の羽と蛾色」@明石スタジオ。この劇団は2回目の観劇。初日のせいか役者もぎこちなくいまひとつこなれない感じ。ちゃんと伏線の張ってある脚本で作者の志の高さは感じるのだけど、ちょっと役者の演技が追いついてない印象。もったいないなぁ。作品としてはいまひとつな点も多いのだけど(というかクオリティ的には前回のほうが全然良かった気が)、ただ徹底してノーフューチャーな世界観は結構キライじゃない。ていうか個人的には好き。好き嫌いがきっぱり別れそうな劇団だけに(しかも好き3:キライ7くらいの割合に別れそう)あんまり人に積極的にすすめたいとは思わないのだけど。でも次回公演も観てみたいと思います。私はね。


Date:2003.09.09
▼グループ魂のある意味ツアー@SHIBUYA-AX。コントはいつもより少なめ、演奏中心。バンドっぽい。詳しくは後日。


Date:2003.09.08
▼維新派「nocturne−月下の歩行者−」@新国立劇場中劇場。詳しくは後日


Date:2003.09.07
▼橘菊太郎劇団@浅草大勝館。初大衆演劇。詳しくは後日。


Date:2003.09.05
▼「実を申せば」@PARCO劇場。詳しくは後日。


Date:2003.09.04
▼「レ・ミゼラブル」4回目@帝国劇場。今井バルジャンVS今ジャベール。バルジャベはこれで全員コンプリート。今井バルジャンは「声だけダンディ」。別に悪いワケじゃないんだけど、なんか声だけ妙にダンディっつーか吹き替えの二枚目みたいでそこがちょっと気になる。歌はまぁ文句なし。今ジャベールは普通。よく言えば正当派、悪く言えば個性があんまり感じられなくてインパクトに欠ける感じ。井料さんのファンテーヌ初めて観たけど、ちょっと声にビブラートかかりすぎかなぁ。うーん、個人的にはあまり好きな歌い方じゃないかも。詳しくは後日。


Date:2003.09.03
▼男子はだまってなさいよ(3) @駅前劇場。うーん。初日のせいか全体的に遊びの少ない感じ。もうちょっとこなれてくるとアドリブまじりで面白くなるんだろうなぁという印象。やっぱ楽日くらいに観るべきだったか。ところどころ面白いセリフはあるものの、全体としては今ひとつな感じだった。


Date:2003.09.01
▼MONO「京都11区」@紀伊国屋サザンシアター。MONOらしい作品。詳しくは後日。


Date:2003.08.31
▼「レ・ミゼラブル」3回目@帝国劇場。別所バルジャンVS岡ジャベール。この二人とマリウスの山本くんが楽日を迎えるため、客席のテンションが最初から高い。別所&岡コンビは今季初観劇だったけど、ふたりとも予想以上にイイ。ジャベールが自殺する理由に納得したのは実は初めてだ。ああ、このコンビでもう一回くらいチケット取っておけば良かったなぁ、残念。特別カーテンコールもあって得した気分。詳しくは後日。


Date:2003.08.30
▼「阿修羅城の瞳」@新橋演舞場、千秋楽。満足した。大阪公演も行きたいなぁ(遠い目)。


Date:2003.08.29
▼8月納涼歌舞伎「鼠小僧」@歌舞伎座千秋楽。客席の反応がリピーター率高い感じだった。おかげでちゃんとセリフや動きを待って笑ってるお客さんが多かったので、初日みたいにセリフが笑いでかきけされることがなかった。カーテンコールでは役者さんの胴上げあり。祭りがひとつ終わった。寂しい。


Date:2003.08.24
▼水と油「急降下」@世田谷パブリックシアター。まぁいつも通りといえばいつも通りの作風。ただちょっといつもより「おぉ!」と思うようなシーンが少なかった気がする。ちょっと物足りない感じがした。

▼「レ・ミゼラブル」@帝国劇場。山口バルジャンVS内野ジャベールのトート対決。意外にきっちり演技をしてる山口さんと意外にきっちり歌っている内野さん。なんだ、フツーじゃん(コラ)。もっと(いろんな意味で)すごい対決が見られるかと思ったけど、残念ながら(?)フツーによくできた舞台だった。詳しくは後日。


Date:2003.08.22
▼「STOMP」@東京国際フォーラムホールC。ハーフプライスの安席で最後列から観劇。STOMPは初見。もともと小さい箱でやるような演目なんだろうなぁ。予想はしていたけど、フォーラムCの天井から見下ろしてもちょっと迫力に欠ける。もうちょっとダンスっぽい要素があったりするのかなぁなんて思っていたのだけど、どうやらTAP DOGSあたりとイメージが混同していた模様。STOMPはほぼ「音を立てるだけ」のパフォーマンスだった。まぁ、アイデアとしては面白いけれど、パルコ劇場サイズくらいで4千円くらいまでが限度だと思った。来日モノは採算取ろうとしてなんでも大きい箱でやるのが難だなぁ。


Date:2003.08.21
▼「阿修羅城の瞳」@新橋演舞場。2回目の観劇。2列目センターだったので迫力満点。至福。


Date:2003.08.20
▼「シンデレラ・ストーリー」@青山劇場。オープニングナンバーが「モーツァルト!」の某曲を彷彿とさせてちょっと笑った。うーん、恐れていたほどヒドイ舞台ではなかったし、まぁそれなりに楽しんだのだけど。それにしても脚本がなぁ……特にラストのオチがなぁ……。子供向けにしても大人向けにしても中途半端な作りだなぁという印象。役者さんは全体的に悪くなかったけど。特に池田成志氏の継母っぷりは見事。レミゼに性別の制限がないならあのままテナルディエ夫人とかできるんじゃないかと。


Date:2003.08.19
▼8月納涼歌舞伎第三部「どんつく/鼠小僧」@歌舞伎座。


Date:2003.08.18
▼モダンスイマーズ「由希」@OFF OFFシアター。この劇団は初見。ひとことでいうなら暴走族の青春の終わりのワンシーン。男くさくて、ちょっとセンチメンタルで。笑えて切なくて面白かった。乱闘シーンも相当本気でやってたらしく、一列目桟敷のお客さんは少々身の危険を感じていた模様。カーテンコールで座長さん(?)が最前列の人にスミマセンと謝っていてちょっとおかしかった。次の公演もみてみようと思った。


Date:2003.08.17
▼8月納涼歌舞伎一部、二部観劇。一部はちょっと退屈。二部は納涼らしい怪談で面白かった。満足。


Date:2003.08.13
▼KERA MAP「青十字」@三鷹市芸術文化センター。面白かった。役者の使い方が贅沢だなぁ。詳細は後日。


Date:2003.08.11
▼8月納涼歌舞伎第三部「どんつく/鼠小僧」@歌舞伎座。簡単に掲示板のほうでレポートしてますが、詳細は後日。


Date:2003.08.09
▼世界バレエフェスBプロ@東京文化会館。詳細は後日。


Date:2003.08.08
▼「WEE THOMAS」@パルコ劇場。うーん、もうちょっとライトにコメディとして演出したほうが良かったんじゃないかなぁ。ちょっと湿度が高い印象。詳細は後日。


Date:2003.08.07
▼「阿修羅城の瞳」@新橋演舞場。簡単に掲示板のほうでレポートしてますが、詳細は後日。


Date:2003.08.03
▼毛皮族「ジュンリーのブルーナイトパンクショー」@駅前劇場。楽しかったー。詳細は後日。


Date:2003.08.01
▼毛皮族「夢中にさせて」@駅前劇場。全体的にスタッフワークのレベルが上がった気が。2幕でちょっとダレたものの、1幕と3幕は傑作。特にラストで一斗缶を振り回す町田マリー嬢の迫力は良かった。襦袢姿で歌い踊るシーンも最高。今回はちょっと男役トップ・江本純子さま(←様付け)の出番がいつもにくらべて少ないような気がしたけど気のせいかな。まぁ比べちゃうと前回公演のほうが好きといえば好きなんだけど、でも「メジャー志向」で行きたいという姿勢や、見せ方を向上させようとしているのがかいま見えて、ちょっと好感触。まぁ、正直毛皮族については好きすぎて客観的に判断できないのだけれど。


Date:2003.07.31
▼「奇人たちの晩餐会〜馬鹿にしやがれ」@世田谷パブリックシアター。つまんなくはないけど、ちょっと前半が退屈。ジミー大西さんのボケっぷりはさすがだったけど、あの役の制約の中では明石家さんまさんのツッコミがいまひとつ生きてこないような気も。もうちょっと面白くなりそうな気もしたが……残念。


Date:2003.07.30
▼大人計画ウーマンリブ「熊沢パンキース03」@本多劇場。詳細は後日。


Date:2003.07.29
▼「舞い降りた天使」@芸術座。はじめて芸術座に入った……。べったべたの商業演劇。とはいえ加賀まり子のうまさと、藤村俊二のキャラクターには感服。詳細は後日。


Date:2003.07.27
▼「レ・ミゼラブル」@帝劇。まずは石井一孝&高嶋政宏バージョンで観劇。石井さんは予想以上に良かった! ちょっと泣けた。高嶋さんは……ちょっと顔が面白すぎる……。オペラグラスは使わない方がよさそうだ。詳細は後日。


Date:2003.07.21
▼宝塚星組「王家に捧ぐ歌」@宝塚大劇場。オペラのアイーダを下敷きにしているので、基本的にストーリーはあんな感じ。宙組の「鳳凰伝」と同じ演出家&作曲家が担当しているようで、あれをさらにスケールアップした感じでなかなか面白かった。ゴリゴリのコスプレ、そして人海戦術で舞台をこれでもかと埋め尽くす演出。そういえばそもそもこういうの(ツッコミどころ含む)が好きでヅカを見始めたんだなーというのを思い出した。ま、ショーが短いのが残念だけど。ついこないだ「雨に唄えば」でモテ男を演じていた安蘭けいさんがアイーダ役(つまり娘役)だったのにも驚いた。ラダメス役、トップの湖月わたるさんは……うーん、もう少し存在感があるといいかなーという印象。まぁ、もともとタイトルロールはアイーダだから、しかたないのかな。アムネリス役は娘役トップの檀れいさん。最初はちょっとアイーダに食われ気味かな……と思わないでもなかったけど、ファラオになってからの存在感と心情の表現は良かった。正直、ラダメスよりもアイーダ&アムネリスの女性陣のほうが魅力的に見えちゃうのがヅカ的にはどうなの、という気はしないでもなかったけど。でもまぁなかなか面白かったなぁ。


Date:2003.07.20
▼上海太郎舞踏公司Bライブ@MOKUBA'S TAVERN(神戸)。こぢんまりとした店内は満員の大盛況。新曲の「アレ」はやはりチャイコフスキーの「白鳥の湖」……(来たぁ!)。しかし新感線やCLUB SEVENあたりでもネタになっていて意外に免疫ができていたので、大笑いしつつもそれほどダメージは食らわなかった。ちなみにおなじみのメロディにのせて、歌詞は「あーワタシのお金ー金ーはよかえしてー♪」……けっこう細かい音をひろってハモってるのにはやっぱり参ったけれども。インパクト的には「アヴェ・マリア」の替え歌の「座敷わらし」のほうが大きかったような。「♪あーれー、だれーーーぇやーーーー」って。室町瞳さんの「高い声のたこやき屋のおばちゃん」ヘヴィメタバージョンにも参った。すごかったなぁ。もちろん「朝ごはん」も聴けて大満足。楽しかった。


Date:2003.07.19
▼七月大歌舞伎@松竹座。早朝からの遠征だったので体力温存のため「高時」「手習子」「女伊達」とかはぼんやり流して観る。仁左衛門さんの「すし屋」に集中。いやー、噂には聞いていたけれど、ニザ様の権太、素晴らしかったなぁ(感涙)。泣きました。


Date:2003.07.18
▼ONEOR8「鈴とファンファーレ」@THEATER/TOPS。町の自転車屋さんを舞台にしたしみじみ人間模様。やっぱりここはベテラン役者とかを迎えて層の厚い役者でやったほうがいいのかも。今回も割と男性視点なお話だったなぁ。女性の登場人物が多い割に重要性が低いというか。男性には大いに共感するところがあったようだけど。まぁでも、ラストに写真を撮るシーンは微笑ましくてちょっと良かったなぁ。


Date:2003.07.16
▼「ビーシャ・ビーシャ」@赤坂ACTシアター。詳しいことを書くとネタバレになってしまうので避けるけれど。まぁ正直7800円はちょっと高い。演劇、舞台、というよりは、パフォーマンス付きクラブイベントといった感じ。冒頭から中盤にかけての高揚感や盛り上げ方は良かったのだけど、後半がちょっとダレた印象。確かに前半は「何が起こるか解らない」というドキドキ感はあるし、中盤もセンター付近で踊り狂っていたのだけど。でもパフォーマンスとして観るとちょっと物足りないし、クラブイベントとして考えるには音楽も構成もちょっと弱い。5千円くらいなら適正価格で「面白かったよ!」と人に勧める気にもなるのだけど、8千円弱ならクラブ行って踊ったほうが楽しいかなーという気はする……。っていうか、スリリングという意味では、ゴキブリコンビナートとかのほうが数倍スリリングだし、ヘタすりゃ毛皮族のパンクショーとかのほうが「何をされるか解らない」ドキドキ感もあるし……。祭り的高揚感でいうならこないだの「夏祭浪花鑑」のほうが面白かったし……などと、いろんなものと値段や内容を比較して考えてしまったりもした。うーん。いや、楽しいんだけどね、フツーに。ただちょっと「内容の割に高いぞ」と。


Date:2003.07.13
▼「ハムレット」@世田谷パブリックシアター。二回目。詳しくは後ほど。


Date:2003.07.11
▼「ふたたびの恋」@パルコ劇場。うーん、これも3時間ですか……3人芝居で3時間たっぷりやらなくても……。まぁそれはさておき、最初の30分くらいは「これでもかっ」というくらいの「オシャレ感」がちょっとこそばゆかったけど、まぁそれでも1時間くらいするとだいぶ慣れた。バーテンの役は、個人的には「最初からひとくせある人物」と解ってるよりは、最初は無個性な添え物的存在だったのが、次第になんか面白い人だというのが解ってくる……というほうが好みではあるなぁ。って、それは三谷さんのやり方か。パルコだからつい比べてしまったけど。まぁつまらなくはないし、それなりに「どうなるのかなぁ」と興味をひっぱっていってはくれるのだけど。伏線が伏線とわかってしまう張り方をされてるので、後から「ああ、アレはこういうことだったんだ」と解る発見や感動は薄い。このへんは作家の責任か演出感の責任か、役者の責任かはわからないけれど。こういう話なら、もっと、そうと気づかないくらい丁寧に伏線は張って欲しいなぁ。うーん、まぁ役者はそれなりに達者で見応えもあるのだけれど、作品として好みかどうかというとちょっと微妙だなぁ。


Date:2003.07.04
▼小林賢太郎プロデュース「Sweet7」@本多劇場。前作の「good day house」がワタシ的にはかなり今ひとつだったので、それにくらべればずいぶん「演劇っぽく」なって来た気はした。うーん、でも上演時間3時間って、そんなとこまで最近の演劇事情に倣わなくても。久ヶ沢さんの自由奔放っぷりはサモアリの時ほどではないにせよ上手く活かされてたような気が。ちょっと一部の役者の演技が気にならないでもなかったけど。スタンダードに徹するならもうちょっとリアリティは欲しい気はするし、それ以外のところで勝負するならもうちょっと意外性は欲しい気がする。まぁでも、いまのところ小林作品なら圧倒的にラーメンズのコントのほうが面白いなぁ、という気はする。ま、フツーに「まだ芝居は2作目の若手作家」として考えるなら、それなりに良くできてはいると思うけど。


Date:2003.07.01
▼「ボーイング・ボーイング」@東京グローブ座。役者陣がずいぶん若かったので正直ほとんど期待してなかったのだけど、その割にはまぁ楽しめた感じ。まぁでも後半はもっとハイテンションにじたばたさせないと、「解決した!」っていうカタルシスがないんじゃないかと思うのだけど。赤坂&アツヒロコンビがいささか落ち着いちゃってる気がしたなぁ。ああいうのはもっと汗だくであわててほしい。それにしても脚本は「ラン・フォー・ユア・ワイフ」のアレンジ版という感じだったなぁ。どっちが先にできたのかはわかんないけど。


Date:2003.06.30
▼「UMOJA」@オーチャードホール。アフリカンミュージカル。ま、確かに歌は上手いけど……振付も構成も特にこれといって目新しくもない感じ。民族の歴史を歌とダンスで……って、リバーダンスもノイズ&ファンクもそんな感じのことやってるような気がするけど、比べちゃうとやっぱりちょっと物足りないよなぁ。まぁ、単純に「文化交流イベント」として観る分には問題ないんだけど、これをエンターテインメント作品として1万円以上出すには、正直、高い気はする。せめてもうちょっと構成がちゃんとしてればなぁ。それにしても客席の盛り上がり度は異常なくらいで、スタオベでなかなか終わらないカーテンコールにはちょっと驚いた。そんなにスゴかったか? なんかもう最近、日本人観客って安易に盛り上がっちゃう気がするんだけど気のせい? まぁ、高い金払ってるんだから盛り上がらないと、っていう前向きな気持ちは素晴らしいと思うし斜に構えて観るよりはなんぼかいいと思うのだけど……それにしても……。


Date:2003.06.27
▼宝塚月組ゲネプロ観劇。「花の宝塚風土記」は和モノレビュー。どんなにがんばってメリハリをつけても和モノで統一してしまうと、どうしても単調な印象にならざるを得ない。もうちょっと演出に工夫が欲しいところではある。「シニョール ドン・ファン」は色男でプレイボーイのデザイナーの話。ストーリーにふれるとややネタバレ気味になるので避けるけど、ああいう展開もアリなんだなーとちょっと思った。紫吹淳さんは前作といい今回の作品といい、「女性が理想とするパーフェクトな男性像」というよりは、やや弱さを抱えた人間くさいキャラクターがウリなんだろうか。どっちかというと母性本能をくすぐる系のような気がした。

▼庭劇団ペニノ「ダークマスター」@駅前劇場。イヤホンを使うとか実際に料理を作りながら芝居をするとか、その辺のアイデアを先に記事で読んでいたので、それ以上でも以下でもない印象しかない。そういうアイデアよりも、そのアイデアを使ってその先に何をやるのかが見たいのだけど。リアリティを狙ってはいないんだろうけど、不条理モノにしては世界観に一定のルールが感じられないし、わけわかんないものを作りたいならもっと壊す必要があるし。なんとも中途半端な印象だった。イヤホンの指示で女性とセックスを始めるあたりは何か面白くなりそうな気もしたけど、それだけだったし。まぁ、この手の芝居は好き嫌いが別れるところだとは思うけど。私はダメでした、正直なとこ。


Date:2003.06.26
▼前日に続き、コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」千穐楽の搬入口見物。21時にコクーン裏手についたところ、この時点で昨夜をはるかに越える人、人、人。これだけのお客さんが集まってるわりには仕切りがいまひとつだったせいか(どこまで駐車場に入ってもいいという指示があいまいだったもんで)「せっかく早くきたのに何で後ろになっちゃうの? ひどくない?」とか「前に立つなよ、見えないだろう!」みたいな怒号も所々で飛び交う始末。せっかくのお祭りなのに無粋なこと。気持ちはわかるけど、多少見えなくても祭りを盛り上げるために来てるのなら我慢してくれないかと……。それでも搬入口が開く頃にはそんな声すらかき消すような歓声が。この時点で裏口にはたぶん200人以上はいたのではないかと。

幕がいったんひかれてから、カーテンコールで勘九郎さんたちがパトカーを指すと、なんと助手席から警官の制服を着た串田さんが登場。「なにやってんだ、そこ!」といった身振りで役者さんたちを指さし、そして拳銃を取り出して天井にむかって2発ほど発砲! その瞬間にものすごい量の金銀の紙吹雪がどっさりとふってきて、それはそれは裏口から観ていてもキレイな光景だった。なんどもなんども紙吹雪は大量に降ってきてまして、それはもう「三人吉三」のラストシーンと同じくらいの量を用意していたんじゃないかと思うほど。

勘九郎さんが煽ったのかどうかわからないけれど、駐車場のお客さんは幕があくたびに搬入口に押し寄せ、しまいには舞台にまでなだれ込んでいた模様。もうこのへんになるとさすがに一部のお客さんが「見えない!」「前の人は座って!」などと殺伐としはじめたのでスロープの上に待避。舞台上で役者さんとお客さんが一緒になって踊っているのをながめていると、ひとりひとりのお客さんと握手をしていた橋之助さんが涙を拭っているようだった。ちょっと感動的だった。

昨日観たときは「カーテンコールは裏口からみたほうがオイシイ」と思ったのだけど、さすがにこの日は人が多すぎてすべては見えなかったので、楽日は客席にいたほうが良かったなと思った。当日券に並べば良かった……。


Date:2003.06.25
▼たまたま渋谷にいたのでコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」の搬入口見物へ。幕が引かれた後、役者さんたち全員駐車場へ降りてきてご挨拶。とくに弥十郎さんと獅童さんはかなり近くまで走ってきてくれて、ちょっと得した気分。楽しかった。


Date:2003.06.24
▼劇団四季「ミュージカル李香蘭」@四季劇場[秋]。実は初李香蘭。まぁ「異国の丘」に比べればずいぶん面白かったけど。ただどうにもこうにも説教臭さは否めない。ま、浅利先生が説教するために作った作品だからそれはやむを得ないのか。せっかく狂言回し的な存在の川島芳子がいるなら、彼女に言わせればいいような説明的なセリフをムリヤリ歌にしてるのもなにか不自然な気がした。ただまぁ、どうやってもセリフ中心になりがちな和製ミュージカル界においては、頑張ってる作品であることは認めざるを得ないけども。何度か繰り返されるメロディが頭に残るのも和製ミュージカルにおいては珍しい。でも「得を以て怨みに報いよ」とか「殺せ殺せ山口淑子」なんて歌は、あまり口ずさむには適さない歌なので勘弁してほしくもある……


Date:2003.06.19
▼拙者ムニエル「グッド・アイデアマンズ・ユニーク・アドベンチャー」@本多劇場。前回公演に比べたら面白かったけど、良くも悪くも「拙者ムニエルらしい」作品。悪く言えばマンネリ気味な感じは否めない。2時間半もやらずに、もっとネタを厳選して刈り込んで2時間に納めればもっとテンポ良く楽しめたはずだと思うのだけど。


Date:2003.06.22
▼ブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」@赤坂ACTシアター。9列目センターブロックは絶景。気合い入れてチケットとった甲斐がありました。フォッシーのあの細かぁぁぁい振付もおかげで堪能。

ヴェルマ役のリサ・ドンモールはゆで卵をふたつくらい丸飲みしそうなハ虫類顔(失礼)で、口が大きい分迫力たっぷり。でもフォッシーの振付踊るなら足はもう少し肉がついててもいいかも。細すぎ!
ロキシー役のエマ・クリフォード、キュートだったなぁ(若いし)。映画版のレニー・ゼルウィガーより図太くてしたたかな感じかな。レニーのような脆さは無いけど、でも可愛かったぁ。

ビリー役のマーティ・ペロウ、か、カッコイイっす。でも声量にやや不満も。「We Both Reached For The Gun」のショーストップなロングトーンはもっと迫力が欲しい! さすがに3日連続昼夜公演の中日だから加減してたのかな。代わりに「Razzle Dazzle」の甘いトーンにはうっとりしたけれど。ママ・モートン役のデブラ・マイケルズももうちょっと迫力あったほうがいいなぁ。オケのホーンセクションに負けてる気が……。エイモス役のマーティン・キャラガン、お人好しっぷりが可愛くも切なかった。「Mister Cellophane」はビリーの「We Both Reached For The Gun」よりも断然聞き応えがあって、いいようなわるいような。

アンサンブルのダンスの力量にはバラつきがあるようにも思えた。特に「Roxie(Part2)」のところの男性ダンサーの振りがバラけてるのが気になる……。特に皮ベストの男があからさまに動きが大きすぎで「もうちっと繊細に踊ってくんないかなぁー!」とか思ったり思わなかったり。フォッシーの振付って難しいんだろうなぁ、とは思うモノの。ま、そうはいってもあのセクシーな振付にはおおむね満足したんだけど。

以下余談。終演後、劇場隣のスターバックス(外のテーブル)で友人とコーヒーを飲んでたら、次から次へとキャストのみなさんがやってくるので、思わずメインキャスト4人に声をかけてサインをもらってしまった。4人ともみんな笑顔で気さくにサインに応じてくれましたですよ。ロキシー(エマ)とヴェルマ(リサ)は仲良さそうにふたりでずっとお茶飲んでたなぁ。ふたりとも舞台メイクのままだったので(エマはサングラスかけてたけど)、ある意味奇妙な光景。エイモスの腹はたぶん肉襦袢だと思っていたら、本物だったんで妙に感心。マーティの笑顔がまぶしかった……握手しちゃった……(←ミーハー)。


Date:2003.06.21
▼歌舞伎座夜の部観劇。「御存鈴ヶ森」「曽我綉侠御所染」の通し狂言。仁左&玉コンビが観られて幸せ。しかし百合の方の仁左衛門さんは相当にコワくて憎たらしい。五郎蔵はカッコイイなぁ。詳しくは後日。


Date:2003.06.20
▼「ゴドーを待ちながら」@シアターリパブリック笹塚劇場。串田和美&緒形拳コンビはもう、見ているだけで幸せ。前回コクーンで見たときは体調が悪く寝てしまっていたが、今回はちゃんと起きて見られた。切なくも笑える悲喜劇。楽しかった。やっぱり串田さんが好きだぁと改めて思った。詳しくは後日。


Date:2003.06.18
▼「ハムレット」@世田谷パブリックシアター。ところどころつっこみどころがあったり不満な点があったりしたりはするものの、おおむね満足。ただまぁ賛否両論にはなるだろうなぁという気配も濃厚。詳しくは後日。


Date:2003.06.15
▼歌舞伎座昼の部観劇。「棒しばり」の扇を開くところで、なんと染五郎さんの棒がばっきりふたつに折れていた……。詳細は後日。


Date:2003.06.12
▼「tick,tick...BOOM!」@アートスフィア。初日なんで舞台そのものも少しぎこちないのと、招待客が推定3〜4割を占める客席が以上に盛り上がってない。気持ち悪いくらい静かな空気。うーん、作品そのものは悪くないと思うのだけど。曲もいいし。ただ音響が悪いのにはどうにも閉口。スピーカーの位置がどうのというより、多分マイクの性能とエコーのかけすぎが原因かと。後半はだいぶ慣れて聞き取れるようになったものの、前半は「なあにこの安いカラオケみたいなエコー!」と半怒りの私。山本くん、ちゃんと歌えるんだからあんな変なエコーかけなくてもいいのになぁ……。
大浦龍宇一さん、意外に歌えるのだなと思った。でもミュージカルファンの方にご満足いただける歌なのかどうかは、音響の悪さのせいで判別できず。個人的にはキライじゃないんだけど。TRFのYU-KIさんは……うーん、もごもご。何役も演じ分けるにはさすがに器用さは足りない気が。まぁそれくらいなら我慢できなくもないけど、あの鼻にかかったクセのあるセリフまわしには、さすがに殺意を覚える人もいるかも。うう、少しくらいスターオーラに欠けても、池田有希子さんとかにやってほしかったよ。むしろ。
残念なのは3人の声質がキレイに溶け合わないこと。音響のせいもあるのかもしれないけど、そもそも声質が3人ともバラけているのでは……。大人数のミュージカルならともかく、たった3人しか出演しないのなら、そのへんまでこだわったキャスティングにして欲しかったなぁ……


Date:2003.06.08
▼阿佐ヶ谷スパイダース「みつばち」@全労済ホールスペース・ゼロ。なんかもうすっかり立派な劇団になってしまったのね……とアゴラ時代を見てる観客としては感慨深いものが。軽く不満な点もなきにしもあらずだけど、あのクオリティだから感じる不満点なのかも。基本的にはよくできてると思う。舞台美術もとてもあのスペースゼロとは思えない作り込み具合だし。長塚作品はよく「女が描けてない」とか言われているのだけど、それって「男がきちんと描けてる」から言われることなんじゃないかなぁとか思ってしまった。市川しんぺーの演じた小七役なんか、間男と命がけで戦っておきながら、妻に向かって「おまえのことなんか愛しちゃいなかった」みたいなセリフを吐いたりして(←でも観客には当然それは本心じゃないってのが解ってるからぐっとくるわけで)、そういう細かい機微が男性については書けちゃうのに、その妻のイチ(鈴木砂羽)はいまひとつ表層的で、やっぱり繊細な心情とかがいまひとつ感じられない。いかにも「男の願望としての女」という感じがしてしまうんだなぁ。ま、それはさておき。ある島は洗剤工場のせいで、住人がどんどん奇病に冒されていく。まだ感染してない人々がこもった砦の中が舞台……という、まあ閉鎖空間という極限状態での人間模様という感じ。ちょっと大人計画の「愛の罰」とかに通じる世界観かなぁ。でも松尾さんみたいなドロドロ感や業の深さはなく、どっちかっていうとライトな印象。2時間半休憩なしなので「あと30分短ければなぁ」と思わないでもないけれど、でも飽きなかったし中だるみ感もなかった。主演の山内圭哉さん、悪くはないんだけど……こういう設定でこういう話なら、もう少し凄みと色気があるといいなぁ。いやもちろん小劇場系として考えるなら十分なんだけど、「この話、そのまんま歌舞伎で観たいなぁ」とか思い始めると、この役が歌舞伎役者だったらどんなにいいかと思ってしまって。鈴木砂羽さんはいいかんじで色っぽくて、ちょっととらえどろころない感じが役に合ってる。市川しんぺーさんがかっこよかった。びっくりした。


Date:2003.06.05
▼「ドント・トラスト・オーバー30」@青山劇場。「長い」「3時間半」「別にミュージカルにしなくても」などの感想をあらかじめ聞いて覚悟ができていたので、実際に見てみたら、まぁ、意外に楽しめた。でもこれ、劇場の後ろ2/3にはとても届かないんじゃなかろうか? ユースケの熱演には素直に感動。正直、導入部分の数十分なんかなくてもよかったんじゃないかと思ったり。イキナリ結婚式のあたりから始めてくれればそれほど飽きずに観られるし短くなったんじゃないかなーと思わないでもなかった。でも脚本できたのも相変わらずギリギリだったようだし、後から削るわけにもいかなかったんだろうなぁとも思うのだけど。ミュージカルというわりには曲に統一感が無かったのがちょっと残念。でも「大変で行こう」とか懐かしい曲がでてきたのにはちょっと驚いた。まぁたしかに、「別にミュージカルでなくてもよかったかも」という気はしたなぁ……あんまり耳に残る曲もなかったし……。


Date:2003.06.05
▼「エレファント・バニッシュ」@世田谷パブリックシアター。うーん、この手の演出ってもう目新しく見えないんだけどなぁ……まぁ、つまんなくはなかったけど、前評判の割には……という感じ。期待してなければそれなりに楽しめたんだろうけど。ああいう映像やモニターの使い方って、コンテンポラリーダンスの人たちがもう死ぬほどやり尽くしてるから、正直、飽きちゃってるんだよなぁ……。サイモン・マクバーニーの他の作品を見ていないので、彼がこの手の演出の元祖なのかどうかは解らないけれど。それから、ワークショップを長いことやっていたというからもっと役者たちの個性が出てくるかなぁと思ったけど、そうでもなかった。というかむしろ、正直役者はダレがやっても同じだったんじゃないかというくらいの印象。そのくらい「駒」として使われてる感じで、違う役者が演じても舞台に対する印象は1割くらいしか変わらなかったんじゃないかと思った。吹越さんくらいだったかなぁ、それでも辛うじて「この役はこの人」と思えたのは。村上春樹のテキストそのものが私の中では割と「好き嫌いの境界線上」にあるのだけど、それをこういう演出でやるとちょっと鼻につくなぁーと思ったのも正直なところ。決してつまらなくはないのだけど、好き嫌いの問題で言うとちょっと好みではなかった。


Date:2003.06.04
▼コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」@シアターコクーン。いやあ楽しかった楽しかった。大阪の中村座で見てるから今回はもういいかなーと思ったけど、ラストシーンの演出が変わっていて(そしてそれがとても興奮するものだったので)満足。やっぱり小屋も役者も違うとだいぶ印象が違う。まず劇場に入るなり、いつものおだやかなロビーと違って、役者さんたちがあっちこっちを歩き回ってすでに盛り上がりムード。私が入ったのは開演直前だったのですぐにケンカが始まってしまったのだけど、もっと早く会場入りしてれば役者さんに声をかけたり握手したりなんてのも可能だったらしい。残念。物語の前段となるケンカを見学してから客席へ8月歌舞伎座の「鼠小僧」のチラシを瓦版風に蒔いていたりして、すっかり気持ちも高揚したところで開演。義兵次殺しのシーンの後に搬入口を開ける場面については、中村座のほうがインパクトがあった気がする。昼間だし開くスペースが広いしで、なんか一瞬にしてバーンと明るくなった気がするんだな。祭囃子がなだれ込んでくるのも勢いがあった気がするし。「うーん、こりゃ、中村座で観たときの方がよかったかなー」なんて思っていたけれど、後半を観て心変わり。九郎兵部衛内の場の灯りの使い方なんかはやっぱり中村座より繊細で効果的だったし。ラストの捕り物シーンも、コクーン客席中央の通路を使った大技なんかも観られて(あれは2階席のお客さんも大喜びだったんじゃないだろうか)興奮度アップ。そしてなんといってもラストだ(もう公演は終わってるからネタバレしてもいいと思うけど)。中村座の時は搬入口をバーンと開けて団七と徳兵衛が公園の岡を越えて見えなくなるまで一気に走り去ってしまうので、「ああ、ふたりは落ち延びていったんだなぁ!」というカタルシスがあったのだけど。今回のコクーン歌舞伎では搬入口を抜けて駐車場を逃げまくるふたりにどんどんお縄が飛んでくる。そうこうするうちにヘリコプターの音やサーチライトまでがふたりを追いつめて、もうほとんど時空越え。江戸時代から現代まで逃げ続けてきたふたりはやがて搬入口から舞台に戻ってスローモーションで走ってきて……そこへ、ものすごい勢いで搬入口に登場するのが実物大のパトカー! あの瞬間の驚きといったら無かったなぁ。なんかもう、このインパクトだけで1.2万円の価値はあったと思わせてしまうくらいの興奮度。もちろん客席は一気にスタオベで拍手喝采。カーテンコールで役者さんたちは客席を練り歩き、演出家の串田さんも観客のハイタッチや握手に笑顔で答えていた。ああ、満足満足。


Date:2003.05.31-6/1
▼AMP「白鳥の湖」@韓国LGアートセンター。詳細はこちら